メッセージ
”自己実現スキル”と”生涯の友”を世界中に届ける
㈱入江総合研究所 代表 入江伸明
ある日の早朝、経営者である彼は、散歩をしながらうつむいていた。何度も何度も、同じ悩みが頭の中で逡巡し、解決できないでいた。この1年、眠りが浅く、体調もすぐれない。
「どうしたらいいのだろう・・・。」
これまでも、何度となく、良いアイデアが頭に浮かんだりもした。しかし、頓挫した。いや、頓挫というより、それを行動に移す一歩を踏み出せなかった。自分の弱さに辟易としていた。
今日は、どうしてもこのまま仕事に行く気になれない。しかし、急な休みは、社員の皆に多大な迷惑をかけてしまうということはわかっていた。でも、心がどうしても仕事に向かわせない。
自分は、何故、今の立場になったのか?本当にこの仕事をするために生まれてきたのか?このままではいけないことはわかっている。でも、その前に、自分の人生に課されているミッションは本当にこの仕事なのだろうか?このままでいいのだろうか?
彼は、ふと立ち止まった。歩みを止めた。そして、「人に頼る」と決断をしたその瞬間が、まさに、人生に引かれた一本のレールから踏み出す新たな人生を選択した瞬間となったのだった。
このたびは、当サイトにご訪問下さり、ありがとうございます。
株式会社 入江総合研究所 代表の入江伸明です。
この先、彼は大きな成功をおさめますが、それまでに非常に大変な道のりの人生をたどり、幾度となく大きな挫折を繰り返すことになります。不要な投資も相当に行い、だまされたと感じたことも多々ありました。
この時、彼に決定的に足りなかったもの、それは、安心できる「伴走者」でした。
もしも、この決断の時に、彼の話を最後まで聞いてくれ、共に悩み考えてくれるコーチがいたら。。。もしも、彼自身に人生に向き合う『自己実現スキル』を伝えてくれる人がいたら。。。。もしも、彼に先見の目から、『背中を押してくれる』人がいたら。。。
そんな出会いがあれば、彼はこれほど遠回りをすることなく、最短の道のりで今の状況までたどり着けたのではないか?と。。。そう思うのです。
今、世界は恐ろしいほどの大きな変革の時を迎えています。コロナショックにより人々の働き方は大きく変わり、5Gの進展やGAFAの台頭により、恐ろしく速い意思決定社会が到来しています。
こんな中、今、社会はどこに向かうべきなのでしょうか。
このすさまじいスピードの中で、誤った方向に世界全体が向かってしまえば、取り返しのつかない世の中になってしまうことでしょう。
私は、こんな時は、いったん立ち止まり、世の中全体に両手のひらを向けて、30年、50年先に、どんな社会が目に見えたら自身が満足なのか?を考え尽くすことが最も重要だと思っています。
自分自身が満足できる世界とは。そしてその理想の世界の中で、自分はどのような立場で生き、周りにはどんな人たちがいて、そして自分はどのような気持ちで生きているのか?これをリアルに想像するのです。
自分は社会の一員として貢献できているという「自己効力感」
自分は自分を知り自己実現を果たしていると自負できる「自己肯定感」
そして生涯の友を持ち、その輪の中で安全安心な世界で輝き続けているという「共同体感覚」
そのゴールイメージをしっかりと描いた中で、今現在とのギャップを正しく認識し、ゴールまでのプロセスを一歩ずつ歩んでいければ、刹那的なことで一喜一憂する必要がなくなります。
これを描けた人や会社が、この世紀に生きる「勝ち組」となります。まさにWell-being(幸福)な生き方ができると思います。今の時代、これに気づけていない人がどれだけ多いことか!激動の社会で一つ一つの出来事に一喜一憂していたら多くを望めないでしょう。
この『人の成長の歩み』を信じ、私たちの活動を通じて、全力で世界に届けて参ります。